電子申請フェア

電子申請フェアに行ってきました。場所は市ヶ谷です。e-Japan以来10年以上にわたり国策としてICT化を推進してきています。直近でも「世界最先端IT国家創造宣言（平成25年6月閣議決定）」で政府所有の情報システムの統合化を強力に進めていこうとしています。要するに各省庁が独自に所有している情報を一元化することにより情報が流通し省庁間の壁が打破され効率的かつ安上がりの仕組みを作ることになります。

e-GOV(電子政府の総合窓口）の説明後展示システムを見て回りました。電子申請は、成果物の提出方法に関することですが、その作成過程までもIT化させるのは当然考えることです。結果として我々士業の業務を丸ごと取り込んでいるシステムとなっていました。さすがにどれも良くできていて提出資料ばかりでなく管理に役立つまとめの資料や経営に役立つレポートまで出してくれます。
流行は、クラウドでどこでも何時でもをうたっていますがクラウドは良い面ばかりではなくセキュリティ上の危うさを持っていると思います。IDとパスワードだけで何時でも何処でも顧客データにアクセスできる可能性があるとしたらとても仕事を任せる気になりません。実態としては、端末の個体識別を行うような仕掛けが必要になりそこまでの自由度は持てないのではないかと思います。

時間が少しあったので近くの市谷亀岡八幡宮に行ってきました。急な階段を上ると静かで落ち着いた境内になりました。帰宅後調べたところ、鶴岡八幡の鶴に対する亀とのことで大変由緒ある神社のようです。

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